極卒君が夕飯食べにきた。

えっなんか変だ。
あの関節ゴキゴキで腹筋すごめ(だって前後にブンブン動くんだぜ/ポップン14)で「きょひょっ」とかいう極卒君だよ。
なんでわたしん家で肉じゃが食べてるの?
極卒君そもそもご飯食べるの?

「当然だ僕は化け物か」

そっけない。
なんたって極卒君だからここは「僕は生肉しか食べないんだよ」とかでしょう!
しかもゲテモノ好みでしょう!

「僕はどちらかというと菜食主義者だ」

ギャッなんでわたしの思ったこと分かるの!

「冗談だ」

うけけけけぇ。
けっこうユーモアのセンスもあるらしいです。
あんまり笑えないけど。
極卒君。

「お前も早く食え」

あー箸で人を指しちゃいけないんだ!
まぁ、いいけど。
冷めたらやだし。


「・・・」

「なんだ食わんのか」

なんかねなんかね、極卒君とテーブル囲んで食べるのなんか変だよ!
目の前に極卒君。
肉じゃがおいしい?極卒君。
箸の持ち方上手だね極卒君。

「じゃぁ僕がもらう」

考えてたら肉じゃがとられた。

「わたしおかずなくなった」

「一品しか作らんのが悪い」

「だってごっくん来ると思わなかったんだもん一人ご飯って気合入んないんだもん」

「ならもう一品作れ」

ワーもう!なんなのさ!
わたしの分まで肉じゃが食べちゃってさ。
人を何だと思ってるのよう。

「僕はまだ腹が減ってる」

「わかったよ何がいい」

「お前が食べたいものでいいだろう」

なにしようかな。
極卒君の食べれるもの。
極卒君割と和食好みな気がする。
じゃぁ、えーっと

冷蔵庫の中身見てたら極卒君が後ろに立っていた。

「(ギャァッ)なんでしょう・・??」

「なんでもない」

「(なんでもないんかい!) 食べてていいよ」

「由宇」

「へ」

極卒君がなんかまじめな顔をしている。
ちょっと、だ、けど、かっこいい・・?

「僕は家庭的な女もきらいじゃない」

「はぁ」

「むしろ好きだ」

「うん」

「お前は家庭的だと僕は思う」

「ありがとう」

「・・・。」

「・・・。」

「わかれよ!(バリーン!)」

「(ホギャー!極卒君がうちの冷蔵庫のドアむしった!) なにを?!!!」


「僕はお前を嫁にしてやる」

「は」

「もう一度言う・・嫁にしてやる」

「は・・って えぇぇー!!!」





  ばら色人生






※3日後に無事OKしてくれました
  La Vie En Rose☆ミ









(極卒君の明るいの!と思ったらこんなんなった ごめんなさい/070612)

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